福島県沿岸地域は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震・津波により、甚大な被害が発生した。被災した海岸堤防は、災害復旧事業で復旧するが、夏井地区海外の無堤区間については、社会資本整備交付金事業(高潮対策事業)にて堤防を新設した。堤防の延長は920m、天端標高(TP)は7,2m、堤体積6万m³、うち4万m³を震災コンクリートがれきにセメント・水を加えたCSGを用いて構築した。
規模 | 堰柱補強工4基 既設ゲート撤去・新設ゲート設置3門 機械室工(解体・新設)4室 擁壁工(左右岸)一式 修理用ゲート格納庫工一式 |
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工期 | 2011年3月~2014年8月 |
平常時には壁を作り洪水時に開くことにより本流(旧江戸川)の氾濫を防ぐ堰としての役割のほか、水位差を作り海水に含まれる塩分が上流に登ってくることを防ぐ効果がある。
行徳可動堰は近くの東京水閘門と連携して塩分遡上から川の水を守り水量を安定させることにより、東京都江戸川区や千葉県市川市などをはじめとする江戸川沿いの市街地の水道水や河川の生態系を守っている。
埼玉県三郷市を起点とし、千葉県、茨城県、福島県を経由し、宮城県亘理町へ至る、延長300.4キロメートル(km)の路線です。東北自動車道、関越自動車道・日本海東北自動車道と並ぶ首都圏と東北地方を結ぶ東日本の大動脈の1つであり終点の亘理ICは仙台東部道路に直結しており、首都圏と三陸地方を結ぶ最短経路の重要ルートです。
三陸沿岸地域の物流を担う事になる道路です。久慈市から八戸市までが八戸・久慈自動車道です。ほぼ全線が国道45号に指定されており、全線が自動車専用道路として整備されている。